遮熱性塗料の応用で高山植物生育可能に 石川・クマイが植木鉢開発 | |
建築塗装などを手掛けるクマイ(石川町、熊井利治社長)は4日までに、購入しても栽培が難しい高山植物を自宅で育てられる植木鉢「女王鉢」を開発した。 商標登録と意匠登録を取得し、販売している。 同社は建築塗装で遮熱性を高めるために使っている塗料を3回塗る方法を植木鉢に応用。 通常の植木鉢より土の温度を3〜5℃低く抑えることに成功した。 また、高山植物は、根が絡まると育たないが、女王鉢は標準サイズが深さ50センチで、高山植物の生育を可能とした。 価格は標準サイズが4000円(税込み)で、注文に応じて生産する。 |